中学部
MIDDLE SCHOOL
読解力を養う
文科省検定済教科書を中心に、時間をかけて丁寧に文章を読み込みます。文章の内容や表現方法を確認するだけでなく、思考を深めるための対話による授業を重視し、洞察力・判断力・表現力を育てます。語彙を増やすためになるべく辞書を引き、語句の正確な理解を身につけます。
音読
国語教育の基本と考え、授業の一環として音読をします。日本語の美しい表現、リズム、奥行きを音読によって体得します。
漢字学習
海外で生活する生徒にとって、身につけることが難しい学習ですが、限られた時間で効果的に学習することを目指します。
表現学習
課題にもとづいた作文、詩・短歌・俳句の創作、研究発表などの表現学習をします。発言を促し、自分の意見をもって文章を書く活動をします。表現力をつけ、日本語の理解度を深める活動をしています。
読書
本を読む習慣をつけることを奨励し、授業や家庭学習に組み込みます。
よく学び、よく遊ぶ
広く周囲との関わりを持ち、経験をふまえた思考力を育てる国語学習をします。生徒が、自分の経験と結びつけて考える機会を与える授業をします。
中学部及び高等部国語科では、海外で生活する生徒の状況に合わせ、きめ細かい指導をおこなっています。週一回の授業ですが、生徒の心に響く授業を目指しています。基本として、以下の目標をもって学習をすすめています。
国語科
数学科
ミネアポリス日本語補習授業校数学科は、たいへん活気に満ちています。
数学が日常生活や将来の仕事に役立つことはもちろんですが、たとえ直接生活や仕事に使っていないようにみえる場合でも、数学の学習を通して培われる思考力や論理は、見えないところで必ず大きな力となって、わたしたちを支えてくれるはずです。
中学部数学科では、数学が好きな生徒も苦手と思っている生徒も、考えることの楽しさを味わい、なぜそうなるかを追求する好奇心を養うような授業作りに心を注いでいます。少人数クラスの特徴を生かし、生徒一人一人が、間違いを恐れず自分の考えを発表できる場を提供したいと考えています。また、数式に偏らない視覚的理解を大切にしています。
中学部数学科は、高等部数学科と提携し、授業や学科に関する意見交換・研修を行っています。クラス担当外の数学講師による研究授業も、随時開催されます。
シーボルド千佳子
筑波大学芸術専門学群卒業、筑波大学大学院博士課程人間総合科学研究科修了(デザイン学)。ミネソタ大学大学院MFA修了。現在、グラフィックデザインの制作・研究と並行して、美術作品の制作とそれに関する活動も行っています。
ブレッツ 浩子
メトロポリタン州立大学卒業。コンピューターサイエンス専攻、数学副専攻。平日はトムソン・ロイター研究開発部でソフトウェアエンジニアとして勤務しています。数学の授業では、ゲーム、プログラミング、データ解析なども取り入れて、学習していることを楽しみながら身につけられる工夫をしています。