小学部
ELEMENTARY SCHOOL
低学年
本格的に読み書きの勉強が始まります。低学年では、学習基礎となるしっかりとした土台づくりを 目標に取り組んでいます。国語と算数の勉強以外にも1年生では地方民話の読み聞かせを通し、方言と昔話に親しむ時間を作ったり、四季折々の日本文化を楽しく学び体験出来る時間も取り入れ ています。2年生でも、日本の季節ごとの行事や伝統を学べる時間を作り、児童が楽しく意欲的に取り組めるような授業作りをしています。
また算数では両学年、講師の手作りを含む教材や教具をふんだんに利用し、実際に目で見て実感しながら習得して行くという方法で授業を進めています。 両教科とも児童の興味を高め、学力を図るため、その時々の児童に合った工夫を凝らしています。
中学年
高学年への橋渡しとしての重要な位置を占める中学年では、自我が生まれ、同時に仲間との行動が 増える過渡期ともいえます。規律を守り自ら考えて行動できる、仲間を大切にできる児童の育成に 努めています。動画の導入や、楽しくノートをとる習慣づけ、簡単なゲームを取り入れるなどして、難易度を増してくる語彙や漢字にも親しめるよう心がけると共に、自分自身の考えをまとめ、 上手に表現、他者へ伝えることを大切にしています。算数は毎日の生活の中で必要な概念やその操作を、図解や視聴覚教材も利用し、児童全員が理解できることを目標としています。
できる、わかる、使えるようになることを目指し、児童が自ら問題を解決したり友達と協力したりしながら、よ り良い考えを育むことができるように指導していきます。また、日本の文化に親しみ愛でることが できるよう季節折々の行事や歌、俳句、読書なども取り入れています。
授業計画
高学年
生徒自らが考え意見を発表できるようなクラスづくりを目指しています。中学への準備として 抽象的な語彙に慣れるために音読や読書に力を入れ、新しい語彙を増やすように指導していま す。国語の理科や社会に関連した単元では実験やプロジェクターを活用し総合的に学習できる ような取り組みをしています。また国語の教材を生かして日本文学には欠かせない季節感や日 本の文化が身に付くように努めています。
新年会に行う百人一首の短歌の導入も行っていま す。算数は中学への準備としての基礎を固め、多様な解き方があることを踏まえながら柔軟な 考え方ができるように指導しています。生活面では、相手の立場や気持ちを尊重し、人の話を 良く聞くような学習態度を養うことも目標としています。