7月9日、3回目のカイコの繭の観察を行いました。今回は幼稚部、小学1、2、3、5年と中学全学年がカイコを観察しました。この日は夏祭りもあり、児童、生徒たちは夏らしい服や浴衣などを着て、カイコの大きな終齢幼虫や、カイコの幼虫が繭を作る様子や繭を観察し、実に日本の夏らしい授業風景になりました。カイコの幼虫は繭を作るために、1本の長い糸をはき続け、その長さは1000m以上にもなります。繭を作るカイコを間近で見る子供たちの目は好奇心で輝いていました。また、小学生はスケッチや計測などにもだいぶ慣れ、各自で率先して作業して、前回の観察記録とも比べながら観察できました。授業後、7月14日にはカイコが羽化してガになり、繭から出てきて、卵も産み始めました。詳しい内容は、補習校専用のページにて見ることができます。卵から成長を観察してきたカイコの授業は、これで一区切りとなります。
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